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不毛なお仕置き
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そうして舐め続けた左足は唾液に塗れ、窓から差し込む陽の光に照らされてはツヤツヤと光を反射する。
「もういい。」
冷たく切られた言葉はまだ足を味わい足りない俺を落胆させるのに充分で。
「もっと、舐め、させて…ください…。」
興奮して呼吸が浅くなる。
ダラダラと溢れ続ける我慢汁で灰色のボクサーはきっともう広範囲にわたり色を変えているだろう。
「人の足舐めさせられて喜んでんの?どうしようもない変態だあ。汚いクズ、ド変態、どうせ罵っても悦ぶんでしょ?…こことか。」
「っ、ああああぁあ!!、…っふ、ゔ…ぁぁ、」
そう言って痛いぐらいに張り詰めた熱を思い切り蹂躙され、その拍子に吐精する。
「本当汚い、お前の頭ン中ってどうなってんのかな?」
あまりの興奮と快感に暫し意識を遠のかせていれば、ねえ、聞いてる?とソファから立ち上がった咲が俺の髪を鷲掴み上を向かせる。
突然の痛みに驚いていれば、綺麗な顔が息のかかるような距離に。
「お前の頭ン中どうなってんの?って聞いてんの。ねえ、どうなってるの?罵られて踏まれてイっちゃうようなド変態の思考回路なんて俺には理解できないから教えて?」
「…気持ち、良くて…痛くて、そんな自分が気持ち悪くて、ッ…」
上を向かされたまま答えている最中、口内へ唾液を垂らされ条件反射で飲み込む。
「待てぐらいできないの?もうだめだめじゃん、お仕置きしないと、ね。」
蜜より甘い唾液。至高。
言葉では呆れているが、顔は満面の笑みを浮かべていて、
寧ろそれを心待ちにしていたようにも見える。
本来お仕置きというのは、子供が言うことを聞かないときに親が使用する言葉であり、多少の体罰を伴わせる躾方法だと思うが、俺にとってはご褒美も同然で、それを重々に理解した上で咲は言ったのだろう。
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