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彼女ができた
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中学生にありがちな下ネタ話
聞けば聞くほど自分が異常なのか、変態すぎるのか、何で俺はこんなにもマゾヒストなんだろうか、頭がおかしいのか、と悩み大人になるにつれその悩みはさらに大きくなっていった。
中3の卒業式間近、俺に告白してきた女の子と付き合うことになった。
その子は髪の長い色の白い子で、優しくて、朗らかで、照れ屋で、可愛かった。
中学生の恋愛なんて可愛いもので、そんな可愛い女の子と手を繋いだり軽くキスするだけでテンションは上がる。
最初こそは感情がなかったものの、そうやって過ごすことで愛情が湧くのを実感していった。
高校生になり、バイトを始め、別々の学校だった彼女とは週に2、3度放課後にデートするという毎日。
それでも彼女は俺を好きだと、このまま結婚できたらいいね、と明るい笑顔で話してくれた。
夏休み、どこか遠出しよう、旅行へ行こう、なんてワクワクして高校生らしく遠方のテーマパークへ遊びにいった。
その夜、俺は今までひた隠してきた性癖を彼女へ打ち明ける決意をしていた。
こんなに優しい子なら、俺の性癖を、性欲を満たしてくれるに違いない。そう信じて疑わなかった。
夜、遊び疲れて予約していたホテルへ戻る。
お互い風呂に入り、高校生ながらそういう雰囲気を醸し出す彼女に欲情した。その白い足に踏まれたい。
彼女がキスしようと顔を近付けてきたのを制止して、意を決して俺の性癖を打ち明けた。
「俺を罵って、蹴って、踏んでほしい。」
ドン引きされた上に、変態、気持ち悪い、頭がおかしい、考えられない、同じ空間にいたくない、ありとあらゆる罵詈雑言を浴びせられ、その罵詈雑言の嵐の最中、勃起したチンコを見られてしまい泣かれた。
それ以来、人に性癖を打ち明けることはなくなった。
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