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秋の夜、月の影
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容赦なく穿ってくるのに、確実にいいところを突かれて、前は先端ばかりを執拗に弄られる。
「ぃ、やっ……も、やぁあっァッあ…!」
またイきそうになったところで、根元をきつく握られた。
「ぁ…っ…!?な、なんれっ……ッぁぅっあっ、やっ……はな、せっ、て…ぇっ」
出せないようにされたまま、抜き挿しされる動きは止まらない。
「イきたい?」
囁くように訪ねられて、思わず素直に頷きそうになった。でもそれをプライドが許さなくて、俺はもう一度悲鳴に近い声ではなせと訴えた。
「イきたいんでしょ?イかせてって言えよ…、お願いします、秋史さん、ってさ。」
「ぃっ、や…そんな、の、言うかばかぁっ!…も、いやッ…っや、だぁっ……!」
こいつは、俺が本気で追い詰められると素直になれないことを知っていて、こういうやり方をする。演技でなら、いくらでも強請ってきた。けれど、こんなふうに本当にイきたくてイきたくてたまらなくさせられて、従わせられるのは耐えられない。
特に、αだとこいつには知られているのだから。
「へぇ。イきたくないの?なら別に、いいけど。」
「ぁあ゛っあ!ぃ゛……っひ、…ぁ…むりっ、や、やぁあっ!むりぃいいっ…!」
根元の手ははなさぬまま、空いた手でまた前を弄られる。更に、抜き挿しの動きも激しくなって。
これ以上許容できない快楽を叩き込まれ、視界も思考もぼやけてわけが分からなくなる。
「あっあ、ぁ、も、わかっ…た…!いき、た……イきたいっ、イきたいからぁあっ!」
「言い方、教えただろ。」
「……っ!」
睨もうとしても、もうそんな余裕もない。瞳に溢れた涙が流れて、一瞬クリアになった視界の中、相手を見た。
秋史もまた、αだ。
俺を見る目が、押さえ込んで屈服させて従わせようと、支配者の色を滲ませている。
α同士でも、格の違いというものは存在する。
いつもは飄々としているくせに、こういうときαの性を見せつけられると、分かる。
こいつには、敵わない。
「……イか……て、くだ……さ、…っ、おねがっ…しま…お願い、します、あき、ふみさん……ッ」
「…合格。」
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