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それから俺は菅原さんと一緒に帰るようになった。
菅原さんと話していたら、時間があっという間にくる。
それが何となく楽しいようで、寂しく感じた。
菅「じゃーな、影山。
気をつけて帰れよー」
影「はい、菅原さんも気をつけて」
菅「俺の事はいいからさ、影山はもっと自分の心配もしろよ〜?(笑)」
影「……?はい」
菅「じゃ、俺こっちだから!
また明日なっ」
影「はい、また明日…」
また……
明日………。
明日も…
菅原さんと
帰れる………。
それが嬉しくてたまらなかった。
菅原さんと居る時間が楽しくてしかたがなかった
けど、俺は……
人を喰べる怪物だ………
それを知ったら菅原さんはどう思うだろうか…
拒絶されるだろうか……。
それなら、なおさら………
隠さなければならない………………。
皆に……
あの人に…
『嫌われたくないから…』。
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