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初めての食堂です 5
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「「あっ!いたいた~副会長1人でスタスタ行かないでよ~」」
副会長さんの後ろから少年2人がひょこっと顔を出した。
同じ顔の2人は双子なのだろうか?
「来るぞ!ついに来るぞ!」
「煩いってば優雨」
「「この子が副会長が言っていた子なの~?」」
「えぇ、そうですよ。二人共驚かせてはいけませんよ」
「「驚かせちゃった?ごめんね」」
「ちょっとビックリしちゃいましたが大丈夫です。あの失礼ですがどちら様ですか?」
「「僕たちはねぇ~この学園の書記。一卵性の双子!だからこんなにも似てるんだ!こっちが陽向でこっちが日陰!!よろしく~」」
「よろしくお願いします。陽向さん日陰さん。僕は櫻野玲依です」
「「よろしくね~それにしても小動物みた~い!かわいい!!」」
何故か2人にぎゅうぎゅうと挟まれるように抱きしめられる。
「うぅ…苦しいです」
「こら、2人共離れなさい。玲依さんが困っているでしょう」
「「きゅうきゅうきゅうきゅう~」」
「…あの、僕はどうすれば?」
このままでは僕がぺしゃんこに…
ぺしゃんこは嫌です…
「うぅ」
「い、じめ…ちゃ、だめっ…」
その声と共に僕の体はひょいっと持ち上がった。
持ち上げて救出してくれたのは高身長の人物だった。
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