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寮生活のはじまりです
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放課後の授業も終えこれから住む寮へと移動していた。
「お2人は何か部活動なさっているのですか?」
「僕は入ってないよ」
「うーん、部活というより隊には入ってる。ほぼ単独行動だけどね!」
「隊、ですか…?」
隊とは…?
あっ…もしかしたら春輝さんが言っていた“親衛隊”?
「おう!俺は生徒会全員の親衛隊に入ってるんだ。己の萌えの為に!!」
「あの、さっきから言っている"もえ"って何ですか?」
「それはだな!俺にとって存在不可欠であr」
「玲依は気にしなくていいことだからね」
優雨さんの声と被せながら言った凛さん。
その笑顔が少し怖いと思ったので口を閉ざす。
「そこ!!2人だけで仲良くしないで俺の話聞いてよー」
「…うっさいぞ馬鹿優雨」
「すみませんでしたぁぁぁぁ!!!!」
凛さんの声が急に低くなってビクッと肩を揺らした。
…凜さんは怒らせてはいけない人の一人だと悟った。
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