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一人だけ
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そっと息を吸う。
とても冷えた部屋の中。
「寒い...」
部屋の中で一人、身震いする。
僕は古いアパートに一人暮らししている。
寂しいなんて思ったことは一度もない。
季節は冬。
あと一週間ほどでクリスマス。
「また悲しいクリスマスを過ごすようかな」
と一人苦笑いする。
女性と付き合ったことはあるが、どうしても相手の女性に「私より可愛いから私の自信が無くなるの...だから、ごめんなさい」と言われ別れた。
女心は理解できないです...
ふっと時計を見ると23時を回り、寝る時間が近づいてきていた。
(そういえば、明日、学校で体育があるな...)
そう思いながらベッドに入る。
瑠璃が夢へ堕ちたのは、1時を回った頃だった。
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