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俺は龍哉さんのところに戻り京介さんが言ったことを思い出して言ってみる
「龍哉さん…俺、恋してるみたいです」
「はぁ?!誰に?」
「た、龍哉さんに…」
またポッと顔が熱くなって俯く
たぶんこっちが『恥ずかしい』ってやつだ
「龍哉さんは誰かに恋してますか?」
「俺はお前だけだよ、蓮。俺も蓮が好きだ」
そう甘く低い声で言われて胸がぎゅーっとなる
「そ、そんなこと言われたら…心臓がもっと煩くなります」
「煩くなっておけ」
そう言って龍哉さんは俺の唇に唇をくっつけてきた
これ、確かキスだっけ?
顔が近い…
顔が赤くなるのがわかる
唇がそっと離れ龍哉さんは「ふはっ」と笑った
「お前も、そんな顔できるんだな…首まで真っ赤だぞ?」
「俺ばかり、熱くなって嫌です…」
と言って俺は龍哉さんの首に手を回し
龍哉さんの膝の上に乗る
俺の最大限の甘えだ
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