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俺はその後の記憶はなく気付けば朝になっていた
「蓮…おはよう」
「龍哉さん…おはようございます」
時計を見るともう1限目の授業が始まっていて
遅刻していることがわかった
「学校っ!…いっ!」
ガバッと起き上がろうとすると腰が痛くてヘナヘナっと座り込んだ
「蓮、今日は学校休め…俺が言うのもなんだが身体辛いだろ?」
「…はい」
「学校には連絡しておいたから…もう少し寝てろ」
「そうですか…」
俺はまた横になり、目を閉じた
小一時間がたった後
「蓮、朝飯作ったから食うぞ」
と、起こしに来た
「ん…はい…」
俺は手を伸ばし龍哉さんの首に絡め抱っこしてもらう
「蓮、目が赤い…」
「あー、昨日泣きすぎたからですかね?」
「悪かった…」
「いや、別に攻めてませんよ…」
テーブルにつき、食事をする
「…」
「蓮、もう限界か?…半分ほど残ってるが」
「…はい」
俺はなぜか前よりご飯が食べれなくなった
もともと食べる方ではなかったが、最近は食欲がなかったため、この量に慣れてしまったのかもしれない…
「仕方ない…蓮、この薬でも飲んどけ」
渡されたのはサプリメントだった
「栄養が偏るからな、それだったら補えるだろ?」
「ありがとうございます」
俺はそれを飲みソファーへと移動した
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