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『この淫乱』
『俺たちに汚されちゃったね〜』
『ヤダヤダ!助けてっ!龍哉さんっ!!』
「っ!…っ」
「蓮…泣くな…もう大丈夫だから…俺がいる、あいつらはもうここには居ないから」
俺は目を開けると龍哉さんに抱きしめられていて優しくポンポンと背中をさすってくれる
「ハァッ…ハァッ…ハァッ」
「蓮、おはよう…水飲むか」
そう言って水の入ったペットボトルを差し出してくる
飲むが、うまく喉を通らない
「蓮水貸せ…」
そう言って龍哉さんは水を口に入れ俺に口移しで飲ませてきた
「ッ…コクッコクッ…ハァ」
「もっと飲みたいか?」
欲しい…もっと、龍哉さんの口から欲しい
龍哉さんを見上げ頷く
「ククッ…可愛いな」
また龍哉さんから口移しで水が入ってくる
「…っ…コクッ…コクッ…」
そのまま龍哉さんの舌が入ってきて深いキスになった
「っ!…ッフ…〜っ…ハァッ」
「まだ熱いな…蓮、今日も学校休みだからな」
頷く
「目潤んでて、可愛いな…本当にウサギみたいだ」
龍哉さんはそう言って俺を抱っこしてリビングへと移る
テーブルにはおかゆが置かれてあった
「蓮、食欲無いかもしれないが…食べなきゃ治らないからゆっくりでいいから食べてみろ」
(はい)
と口でパクパクと言った
(いただきます)
食べやすいようにたまご粥になっていて美味しかった
数十分かけて食べきる
「よし、食べきったな…じゃあ、薬飲むか」
ビクッ
薬って言葉に反応してしまう
「?…蓮?薬飲むぞ?」
嫌だ…
またおかしくなる…
首を横に振る
「薬…嫌なのか?…大丈夫だ、あいつらに飲まされたのとは違うやつだから…解熱剤だから体はおかしくならないし、蓮にとって必要な薬だから…怖くない」
わかってるけど、どうしてもあの時の無理やり入れられる記憶が戻る
「ハァ…ハァ…ハァ」
「っ…蓮、落ち着け…大丈夫だから」
そう言って龍哉さんは薬と水を口に含んだ
そして口移しで飲ませてきた
「っ!…コクッ」
「大丈夫だろ?…そのうち熱下がるから」
(はい)
「汗かいたから、体拭こうな」
服を脱がされ温かいタオルで体を拭かれる
「気持ちいいか?」
コクン
あったかい…フワフワする
心地よくて体の力が抜け、龍哉さんに抱きつく
「よし、終わったぞ…ん?眠いか?…蓮ベッドに運ぶから寝てろ」
「スゥ…スゥ…」
ふわっと体が浮き抱っこされたのだとわかった
そこからは意識がなくしばらく眠った
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