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ご飯を食べ終えた後は京介さんが行きたがってた雑貨屋を見て歩き最近の便利グッズに魅了された
「そろそろ帰ろっか…」
「だな」
車に乗り、帰る
少し疲れた
目を閉じるとそのまま俺は眠ってしまった
「あー、蓮くん疲れたのかな?寝ちゃったよ」
「寝かせとけ…」
「寝顔ほんとかわいいね」
「あんまり見るな…俺のだ」
「…蓮くん、もう記憶戻らないのかな?」
「戻っても戻らなくても俺は蓮のそばにいるし、愛しい気持ちは変わらないからな…ただ、記憶が戻ってほしいとは思うけどな」
「そう…」
「記憶を戻そうとすると蓮は頭が痛くなるらしく、それなら無理をして記憶を戻さなくてもいいとも思ってる」
「そうだったのか」
「昨日も…俺のこと好きかもしれないと口にしてすぐに痛みを訴えてそのまま気を失ったんだ」
「あー…そこでか」
「ん?」
「いや、何でもない」
「蓮のやつ、愛なんていらないとか感情なんて知らないままで良かったって言って記憶をなくしたんだ…でも、蓮ほど愛に飢えてるやつなんかいないだろ?…俺の注意不足だ。蓮を不安にさせたままいたから心が壊れた」
「それで心を閉ざしたってことね」
「でも、今の蓮は記憶がなくなる前にすごく似てる…口調は変ったが雰囲気が柔らかいというか表情も豊かになったようにも見える」
「よく見てるね」
「当たり前だ」
「本当の蓮くんは甘えん坊で寂しがりやのウサギちゃんだからね」
「ああ、そうだな。蓮は本当に黒いウサギみたいだ」
「そりゃ相澤も過保護になるよね」
「寂しい気持ちが大きくなると死のうとするから、そりゃ目を話すことできないだろ」
「だよね、それでよく俺の診療所に来るんだもんね?」
「…まぁ、そうだな」
「…着いたね」
新しいマンションに帰ってきた
「蓮くんは相澤がお姫様抱っこするでしょ?」
「当たり前だ」
「蓮くんのこと好きすぎだって〜」
そのまま家へと帰る
「蓮くんほんと軽そう」
「軽いぞ」
「ちゃんとご飯食べさせてよね」
「わかってる」
「じゃあ、俺は帰るわ…蓮くんによろしくって言っておいて」
「ああ」
「じゃあね」
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