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家に帰るなり俺は蓮をベッド連れ込んだ
「いっ…」
勢いよくベッドに倒してしまい蓮の顔が歪んだ
「蓮、お前は…誰のものだ?言ってみろ」
ネクタイを緩め、ボタンを外しながら蓮にゆっくりと近づく
「え?…何?」
蓮は戸惑い、不安げに俺を見上げた
それすらも苛立ってしまう
「いいか、お前は俺のものだ…」
そう言って俺は蓮の唇を奪った
「んっ…んんっ…んぅ…んぁ…んぐ…んんっ」
蓮の声が愛おしい
が、蓮は俺の胸を押し、涙を溜め震えながら
「嫌っ…怖い」
と俺を見つめた
「チッ…」
何をやってるんだ…
頭を冷やそう
俺は自分のとった行動に今度は苛立ち、蓮を置いたまま部屋を出た
水を一口飲むと如月から電話があった
『もしもし、ちょっと店に来れる?』
「何だ?」
『あんたの組みのことで、有力な情報が出たからさ』
今、蓮のそばにいれば確実に蓮を傷付けるだけになる
仕事をして頭を冷やそう
「あぁ、今から行く」
リビングの電気を消し蓮をそのままにして家を出た
蓮がどんな気持ちでいたのかも知らずに
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