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「あ、会計さんは明日どうしますか?」
「咲でいいよぉ!うーん、どうしようかなぁ~」
『お前も来い』
「わかったァー」
『あぁ?それは、そこの色彩本の色を参考に…なに、開発・企画部?それは…いや、今行く。咲、悪いが切るぞ!!』
待宮さん、忙しそうだなぁ…
「咲さん、明日運転手が迎えに来るので、それに乗って行きますか?」
「あ、本当にぃ?ありがとぉー」
「はい、高橋さんも行かれますか?その真剣交際をするのなら、咲さんのお父さんに会っといてもいいかもしれませんよ?」
「あ、お願いします」
咲さんの顔は赤くなったが、高橋さんはいたって真面目な顔をしている。
「では、明日10時に門前のロータリーに迎えが来るので、遅れないでくださいね。あと時間が十分にあるので、屋敷近くのショッピングモールにおろします。暇を潰していてください」
「わぁ!ショッピングモールだって!」
「そうだな。デートかな?」
「や、やめてよぉ!!////」
また、顔が赤くなった。チャラ男の割に意外と乙女だとみた。
「おい、明日と言えば…星野琉兎を探しに行くんだろ?俺様も連れていけ」
「それだったら、俺もついて行こう」
「えぇー、僕も行きたい」
「そんなにうちの車は大きくないのだがな…うちの車は4人で、俺、高橋さん、咲さんが乗って、実は柳にも同行をお願いしてる。今回はすまないな…」
「ふむ。ならば仕方ないな。まぁ、今この中、俺様と仁が居なくなるのもやばいからな。俺様たちは学園の番をする」
「そうだな。俺がいない間にマリモが何壊した、あにを壊したと電話で聞くより、直接対処した方がいい」
「じゃあ、僕はマリモが不審なことしないか見張ってるね」
と、言っていたもののかなり残念がって帰って行った。しかし、帰る間際咲さんが不審なことを言い残してさっていった。
「あっ!今だから言うけどさぁ、マリモ…君の部屋にすごい入りたがってたからぁ、明日とか気をつけた方がいいかもよぉ~
さようならぁ~」
バタンっという音とともに俺は、だから古坂先生のあのとき階が違うのにうろちょろしてたのかと考えていた。
でも、見られてはいけないパソコンルームは理事長に頼んで改造して、扉はパネルに黒のカードキーをスキャンさせなきゃ開かないようにしてあるからだ丈夫だろう。……大丈夫だよな?
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