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生徒会室で 2
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「そういえばどうして生徒会のメンバー2人になったんですか?」
そらくんが興味津々の顔であーちゃんと涼さんに聞く。
「あぁ、それは…ふふっ」
何かを思い出したように涼さんは笑う。
「最初は涼の事狙った野郎共が信じられねぇくらい生徒会に立候補してたんだが…どいつもこいつも涼に擦り寄るばっかで仕事をしねぇってんで俺が追い出した。」
「そうそう、あの時はすごかったよねー。」
納得だ。
あーちゃんならやりかねない。
「それなら、しのぶっちはともかく今日合ったばかりの俺なんかを生徒会に入れてもいいんですか?」
「あぁ。だってお前、 涼を見た目で判断したりしねーだろ?」
「そりゃしませんけど…」
「だから良し。」
「そう、ですか。」
なんだか分からないけどそらくんとあーちゃんの話もまとまったみたいだ。
キーン コーン カーン コーン
そこで丁度チャイムがなる。
昼休み終了の五分前のチャイムだ。
「じゃあこれで一旦解散。放課後また集まってね。」
そこで僕はあーちゃんと涼さんにバイバイをした。
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