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体育祭 2
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「それで今日は体育祭についての話し合いをするんだけど、一年生何を話し合えばいいか分からないと思うし軽く説明をするね。」
涼さんはそう言ってホワイトボードに何かを書き始める。
「毎年体育祭の競技は生徒からアンケートを取って統計で決めるんだ。俺達の仕事はその集計。」
「えー、凄い大変そう…」
そらくんが嫌そうな顔をする。
「仕方ないでしょ?仕事なんだから。」
涼さんに言われているぶつぶついいながらもそらくんは仕方ないと割り切ったようだ。
僕はというと、その仕事内容に安堵を覚えていた。
頭を使う仕事だったら絶対皆に迷惑をかけちゃうし、コツコツ地道な作業は嫌いじゃない。
「そらくん、一緒に頑張ろうね!」
そう言うとそらくんは苦笑いをした。
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