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体育祭 3
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生徒会での体育祭の競技の統計は長い時間はかかったが無事終わり、今日は自分達のクラスで誰がどの種目に出るかを決めることになった。
ちなみに決定した種目は無難にリレーや綱引き、障害物競走などだ。
どうしよう…
どの競技にも出たくない。
僕が顔を青くしている間に次々に皆が出る種目を決めていき、余り体力を使わない種目が埋まりつつある。
「せ、先生、どの種目にも出ないとかって…出来ませんよね?」
どうせ無理だ。
諦め半分で聞いてみる。
「あれ佐藤、出たくないのか?」
こくん
首を縦に振る。
「じゃあ保険係とかどうだ?保健室の先生に1日暇な生徒を1人手伝いに欲しいって言われてたんだ。ま、その代わり一日中拘束される事になるんだけどな。」
1日拘束されるくらいなんて事無い。
体育祭に出るよりはましだ。
「やります、やらせてください!」
僕は目を輝かせた。
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