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体育祭 8
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体育祭も終盤に差し掛かって来た頃。
立花先生はすぐに戻ると言ってテントを出ていってしまったため1人でお留守番をしているとひょろりとした生徒が1人やってきた。
体操服の色を見る限り1年生みたいだ。
「あの、向こうで友達が怪我をしちゃって…来てもらえませんか?」
その子は妙にビクビクしていて様子がおかしい。
違和感を覚えたものの怪我をした人がいるなら早く行かなければならない。
「分かった、すぐに行くね。」
僕は先生に喧嘩人を手当てしに行く事をメモに書き残しその子の後を追った。
この後自分がどんな目に会うかも知らずに…
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