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デート 2
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電車に揺られて数分。
寮から一番近い遊園地にやって来た。
やっぱりいるのは親子やカップルばかりだ。
俺は気にしないけど涼さんは気にするんじゃないかと思ったんだけど、涼さんは遊園地に目を輝かせていて周りはあまり気にしていないみたいだった。
「涼さんはどうして遊園地に来たかったんですか?」
不思議に思って聞いてみる。
だって涼さんはもっと落ち着いた場所が好きだと思ってたから。
「だってデートって言ったら遊園地でしょ?僕、デートなんて初めてだから楽しみだったんだよ!」
なんて純粋な目で言われてしまった。
軽い気持ちで言ったデートって言葉をそんなに特別に思ってくれてたんだ。
こうなったら涼さんに思う存分楽しんでもらわなきゃ。
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