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悪戯
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ーsorarusaidー
「もしもし。」
まふが通話を再開する。
( 分からせてあげなきゃ。まふは俺の物だって。)
ふとした嫉妬心から、悪戯心から、愛から歪んでいった。
( ごめんね、まふ。でも、まふが悪いんだよ。)
誰かに取られてしまう、誰かのものになってしまうくらいなら、もう俺の物にならないのならいっそ、いっそ『汚してしまおうか。』
携帯を耳に当てていない方の耳に噛み付く。
「ひぁ!」
まふの体がびくっとする。
「そらるさん!」
電話口を抑えて、小声で止めるように訴えてくる。
「ほら、続けなよ。」
冷たくいいあしらう。
「耳、やめて下さい。」
俺から目を逸らして言う。
( どうして目を逸らすの?そんなに俺が嫌?)
「続けなって言ってるじゃん。待ってるよ?」
「ッ…。」
まふはもう一度俺を見てから、自分の要望は聞いてくれないと諦め通話を再開する。
次は耳を舐める。
「だ、大丈夫です。」
相変わらずまふの体は反応している。
( 愛おしいな。)
でも、こんなんじゃまだ足りない。
もっと、もっと、汚したい。
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