アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
好き
-
ーmafusaidー
「どうしたの?早くしてよ。」
さっきより一段と強く言われる。
( 僕に、拒否権は無いんだ…。)
逆らって何されるか分からない。
「…。」
たじたじと己のモノに触れる。
そして、いつものように擦る。
「ん、ふぅ…。」
いつもより、気持ちいい…。
何でだろう…。
そらるさんに見られてるからかな。
「なに、見られて興奮してんの?」
「ッ…!」
( ば、バレた…!?)
ど、どうしよう…。
嫌われちゃう…。
嫌われる恐怖が心を埋める。
あの日にあの日みたいに…。
しかし、不可抗力と言わんばかりにモノが大きさを増す。
「なぁーに罵られて興奮してんだよ、このM男。」
「ん、ふぁ…。」
嫌われたら嫌なのに。
呆れられたくないのに。
感じちゃう。
「そ、らるさん…好きぃ。」
「…は?」
「えっ…?」
( え、は?今、なんて…? )
『そ、らるさん…好きぃ。』
( はぁぁぁ!? )
ど、どうしよう。
嫌われちゃう…。
今までの『日常』が消えちゃう。
この前みたいに『当たり前』が消えちゃう。
やだ、やだやだやだやだやだやだ。
あの日なんて、思い出したくないのに。
神様、お願いします。
僕を、殺してください。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
10 / 22