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幸福感
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優しくキスをして白い雲の上に背を預ける。
照明がふたりを照らし、夢を見せる。
今まで無かったような幸福感に涙を浮かせ、鳴く。
なんて詩を描いてしまうほどこの時を楽しんでいた。
「まふ…」
優しい声に優しいキスを落とす。
「んっ…。そらるさん」
涙で視界がぼやける。
落ちそうになった涙をすくう。
あぁ、愛おしい。
いつものような白い肌がよりいっそ透明に見えて、だからこそ紅く染る頬がよりいっそ魅力的にみえる。
意識するほど自身のものを固くする。
「ひぁ!そ、らるさん…おっきくしないで…。」
口元に手を当て潤んだ瞳で訴える。
ほんと、逆効果。
寧ろ効果のあるものなんてあるのか…?
「まふはなにをしても可愛いから仕方ないんだよ。」
「ッ…!」
「あれ、今キュって閉まったけど…感じたの?」
悪戯心が余計に動くのも
「そ、んなこと…。」
「ほんとうに…?」
耳元で囁く。
ぎゅっと目を瞑り、ん…と声を漏らす。
虐めたくなるのも
「まふ、好き。」
全部君のせいだよ。
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