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「……いたい、です……も…限界…っ、です」
「まだ3分ですって。
アラーム、見えますよね」
ぎゅるる…と嫌な音をたてる腹を押さえながら古志を見上げると、とても楽しそうにこちらを見下ろしていた。
漸く3の数字を表示させるスマホを片手ににっこりと笑う。
蹲っても腹の痛みは治まらない。
それどころか時間経過と共に痛みは増すばかり。
トイレから遠い生物室。
授業中はトイレに行かなくても良いように前もってトイレを済ませておくのでこんなに我慢する事はほぼない。
数年に1度、腹の調子が悪い時位か。
その時もキツいが、今回はグリセリンが腹を刺激してくるのめ合わさっていて殊更キツい。
「相川せんせ、写真撮って良い?」
「…っ!!」
「せんせのえっちな姿」
「だ……だめ………だめ、です…」
「なんで?」
「……な……んで……は、はず…か……し………」
だって、排泄を我慢している姿だ。
腹が痛く、臀部を晒した間抜けな姿を写真に記録されるなんて考えただけで恥ずかしい。
倒錯している。
絞り出した声に、古志は変わらず女の子の好きそうな笑顔を称えたままだ。
いくら見上げても許してはくれない。
ゔ…ッ
漏れそう……痛い………
腸がこぽこぽ動き出し本当に出そうだ。
腹をおさえたまま頭を畳に擦り付け許しを乞う。
「古志く……も、げんか…い……です………ゆるしてくだ……ぅ゙」
蹲ったまま、もう動く事さえしたくない。
腹が痛くてケツに力を込めるのが辛い。
お願い、です…と言ちながら、目にいっぱいの涙をためて必死に便意を堪える事しか出来ない。
「……と、て…いいですから…お願いします……」
「はーい」
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