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16(R18)
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俺は賢斗の挑発に乗せられたまま手を動かす。しかし、自分では本当に必要最低限しかしてこなかったから、気持ちいいやり方なんてよくわからなくて、俺は苦戦していた。
「ん......ん........っ」
「.......なぁ。何でシゴかれてる俺じゃなくて、お前が喘いでんだよ」
「あっ、喘いでなんかないっ。いいからさっさとイケ!!」
「うーん......」
賢斗ははあまり気持ち良くなさそうに唸った。それでもここで諦めたら負けたことになる。それだけは絶対に嫌だったから手を動かし続ければ、賢斗は屈辱の一言を放つ。
「なー、やっぱ童貞だろ。すっげえ下手」
「なっ......!」
童貞でもそうじゃなくても、普通は男が他の男のモノなんかシゴかないだろう。それは分かっているがとにかくムカつく。それは図星を突かれたからだ。
賢斗の言う通り俺は経験がないし、実は彼女もいたことがない。告白は何度もされたがなんだかピンとこず断ってしまったのだ。
「お前も脱げば?」
「は!?なんでだよ!」
「だってきついだろ?それ」
そう言った賢斗の指が示すのは、主張を始めていた俺の中心部。賢斗に指摘されたことで、俺は自分が勃起していることに始めて気がつく。
「なっ!?こ、これは、違うっ!!」
慌てて両手で隠せば、それをすり抜けた賢斗の左手が俺のベルトに触れる。
「やだって!」
「いいからいいから」
抵抗虚しく、俺のソレは簡単にあらわになった。
そんな簡単に脱がせられるなら最初から自分でやれるだろと言いたくなるが、それよりも気になることがある。
......やっぱり俺の方が小さい。
こんなことでも賢斗に負けるのはやっぱり悔しい。そう思って睨みつければ、賢斗は呆れたように笑った。
「そんなんいいから、さっさと近くに寄れよ」
「うわっ」
腰を引き寄せられて俺は賢斗の胸に飛び込む。見上げると色気がダダ漏れの目と目が合って、俺の心臓は飛び跳ねそうだった。
「ほら、二ついっしょに握れ」
「ちょっ......ぁ......」
くっつき合った性器を握らされ、その上から賢斗の手が覆いかぶさる。
賢斗が手を動かすたびに擦れ合って、俺の口から声が漏れた。
「っあ.......やだって.......」
「ここ、こうやったら気持ちいだろ」
「ぅあっ.......!」
先っぽをグリグリされれば、俺の身体が跳ねる。その反応に気を良くした賢斗は、さらに攻め立ててきた。
「もうこんな汁出てるじゃねえか。期待してた?」
「そんなのっ、してないっ!」
「嘘だろ。淫乱」
「......っ」
最悪だ。賢斗相手にこんな醜態を晒すなんて。
自分が情けなくなって涙が出てくる。その雫を口で吸いとった賢斗は、口端をつりあげて目を細めた。
「やっべぇ.......修弥の泣き顔、すげー唆る」
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