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「嫌じゃない。怖いけど、嫌じゃない。.....俺だって、賢斗のこと満足させたい」
実は賢斗の部屋に来る前に凌真に『これ言ったら一発だから、あとは兄貴に任せればいいよー』と教えられていた言葉がある。本当は使うかどうか迷ってたけど、俺はそれを言うことにした。
「賢斗......俺、何も分からないから、賢斗が全部して?賢斗になら何されても良いから......」
「修弥......」
「賢斗......好き。俺の初めてもらって?」
賢斗が抱きしめてくれていて良かったと思う。もし顔を見られていたら恥ずかしくて言えなかったかもしれない。
「本当に良いのか?一回始めたら止めてやれねえぞ」
「......うん」
念を押す賢斗に俺は頷く。賢斗が俺の意思を大事にしてくれてるんだと分かってすごく嬉しかった。
「......じゃあ行くか」
「うわっ!?」
いきなり身体が宙に浮き俺は驚きの声を上げる。
「いきなり何するんだよ!?」
「俺のお姫様をベッドに連れて行くんだけど?」
「なっ!?」
寒いセリフを言った賢斗が、俺を抱えながらベッドの方へ移動する。ベッドの上に優しく降ろされ、キスを落とされた。
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