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「修弥......やっと聞けた」
「んっ......」
賢斗がキスをしてきて、俺もそれを受け入れる。
「んうっ......ん、んんっ......ん」
賢斗の舌が俺の口内を犯す。
ぴちゃぴちゃといやらしい水音が鳴るのに、不思議と罪悪感はなかった。
ただただ嬉しくて、心が満たされる。
「んっ......ふぁ......んんっ......は、賢斗......」
「修弥、好きだ」
「んんっ」
賢斗は耳元で囁いたと思うと、また唇を重ねてくる。
まるでこれまでの六年分を埋めるかのように 、じっくりと深く熱く。
「修弥......悪い。余裕ねえ......」
キスをしながらも、俺の先走りで後ろを解してた賢斗が、耳元で唸る。
「いい......いいから......」
早く賢斗が欲しい。
六年経った今でも覚えてる。賢斗の身体の全て。
早く、早く、俺のなかに.......。
賢斗は俺を押し倒して、覆いかぶさる。
蕾にあてがわれたものは、すごく熱くて硬い。
「挿れるぞ.......」
「ん......」
「.......っ」
「んあああっ!」
あ......俺、挿れただけで......。
どうしよう。こんなの、慣れてるって言ってるようなもんだ......。
せっかく賢斗と繋がれたのに、俺また......。
「ご、ごめ.......けんとっ、ごめんっ」
涙を流しながら、必死に賢斗に謝る。
すると、賢斗の手で目を覆われて、視界が暗くなった。
「けんと......?ごめ......俺っ」
「たっく、泣くことじゃねえだろ。修弥は何も悪くねえ」
涙を拭われて明るくなった視界には、賢斗がいる。
頭を撫でて、額にキスをくれる。
「お前はもっと前向きに、俺のことだけ考えてろ」
「賢斗......」
「けどまあ、これからは俺だけじゃねえと、許さねえからな。縛って閉じ込めて、お前が泣いて謝ったって、許してやんねえ」
物騒なことを言ってるのに賢斗の顔は優しい。
賢斗はいつだって優しかった。
いつも俺のためを思って、自分を犠牲にしてまで守ってくれる。
「だからお前は、これから俺に愛される覚悟だけしとけ」
「んあっ......あっ、あっ!やっ、......ああっ」
賢斗の激しい抽挿に、身体中が喜んでる。
お腹の中に賢斗がいることが、どうしようもなく嬉しくて、心臓が痛くて死んでしまいそう。
「修弥......お前、やばすぎ......可愛い」
「あっ、ん......好きっ......あっ......んっ」
「俺もだ......愛してる」
「んんっ......んあっ、あっ、またっ......いっ」
「俺も......」
「あっ、あっ、ああっ......あああっ!!」
ドクドクと中で賢斗のが、脈打ってる。
あったかい......。
「はぁっ......ん......賢斗......」
肩を上下させながら賢斗に手を伸ばす。
......まだ足りない。もっと欲しい。賢斗が欲しい。ずっと一緒にいたい。
そんな気持ちが伝わったのか、賢斗は俺の腕を引いて、抱きしめた。
「分かってる。もう、離さねえからな......」
「うん......」
賢斗の温かいぬくもりに包まれ、俺もぎゅうっと抱きしめた。
もう離れないし、離さないって誓うから。
どうか、ずっと賢斗と一緒にいられますように。
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