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空腹満腹
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テーブルに並んだビーフシチューとパン、サラダとワイン。
めちゃいい匂いで僕の鼻を刺激して、空腹を更に追い立てる。
はい、と友希がスプーンとフォークを取ってくれた。
「いただきまーす♪」
「はいどうぞ。初めてやから不味くても怒らんといてや?」
「不味いわけないやん、友希が一生懸命作ってくれたのにっ」
お肉の塊が入ってる。うわーっめちゃいい匂い。
一口食べて、あまりの美味しさに止まった。ホンマに友希、初めて?って聞いて、うんって頷く友希。
「すんごい美味しい?、友希もはよ食べた方がええよ!」
「ほんと?良かったぁ」
まるで自分で作ったみたいに、友希にススメた(笑)
それから、今日のことや明日の予定、友希の学校の話や諒ちゃんの話。(そこは別に聞いてへんのやけど)色々話していつもの時間。
そろそろ友希が言い出す頃や。
『そろそろ帰らんとね』って。
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