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腰に回した腕を友希に掴まれた。
「こうしてたら観れんの?」
「うん」
「ほなら、えーよ」
僕の腕の中にいるから自然と後ろを仰ぐように振り返る形になる友希が笑った。
しゃあないな、ホンマに。って。
「ちょっと、珈琲取って?」
「うん」
勝手に緊張してきた僕は自然と口数が減る。
友希にマグカップを渡してから、その後は当然のように映画なんてどうでもよくなった。
ついさっきまで、あんだけ恐くてたまらんやったのが不思議なくらい。
少し力を入れるように抱き寄せる。
ん?って反応したけど特に嫌がる感じでもなく、テレビを観ている友希。
肩に顎を乗せて首にキスしてみた。
「ちょっと、悟ー」
「ん?」
やめんもんね。
ちゅ、ちゅ、と軽く音を立てて何カ所も口づけすると少しだけ身じろぎする友希。
首筋から少しずつ昇っていき、耳元に辿りついて、そのまま耳朶を軽く噛んで甘く囁く。
「友希、好き」
「あっ…」
ぴくんと揺れる身体を後ろからぎゅううと抱き締める。
もぞもぞと分かりやすいくらいに友希の身体を這い回る僕の手。
やばい、ホンマに興奮してきた。
「友希ぃ…」
「んぁっ」
思いもよらなかった友希の甘い声にもう僕は止まらんくなった。
耳朶を舐めてそのまま顎に手を添えて、後ろから振り向かせるような形で友希とキス。
ちゅくちゅく。
「んんっ」
「ゆ、うき、口開けて」
「ちょ、と、あかんって…」
「なんで?」
「やって、えいが」
そんな可愛くないこと言うお口は塞いじゃいます。
横向きにさせたまま無理矢理ちゅう。友希の口の端から唾液が垂れて、わざとそれをペロリと舐めた。
「やっ…んっ」
「かーわい」
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