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「あったかーい」
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「ゆーきー?」
「ん?」
名前を呼んで、顔を上げた友希にキス。
ワインの味がする。
「んぁ…」
「狭いし、僕の膝乗って?」
「え、桜見えへんやん」
唇を触れさせながら囁く。
目を見開きちょっと反抗。
「せやったら、僕が部屋の方向くし」
「それやったら悟が、」
「えーの」
横並びに置いてたイスを一個部屋に片付けて、横を向けたイスに腰を下ろし、トントンと膝を叩く。
ちょっと考える仕草の後、おずおずと僕の膝に跨る友希。
「あったかーい」
「もーっ、お花見なのに」
「大丈夫大丈夫、見えてる」
「…嘘つけ」
言葉とは裏腹に声は優しい。抱っこする形になる友希の胸元が顔の前に来た。
少しあったかくなって来た昨今、少し薄着になってる。
淡いブルーのシャツが友希の肌を透けさせててドキリとする。
「可愛い」
「ほんまやね」
「うん」
言って、その友希の肌に唇を当てた。シャツ越しに。
「うわっ、悟っ」
「ん?」
シャツの上から友希の乳首を舐めながら、見上げると頬を上気させた友希が慌てたように見下ろしてた。
やって、可愛いってのは友希のことやし。花やないし。
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