アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
《桜@友希》〜終〜
-
そして、そのまま悟の細くて長い指がゆっくりと入ってきた。
わかってはいたものの、怖くて身体が強張る。
悟がそれに気付いて
「友希、優しくするから力抜いてね」
耳元で囁いた。
いつもの低音ボイス。俺の脳みそはをグラグラと揺らしていく。
ゆっくり入ってきた。
周りを押すようになぞってくる。
「あっあっ、んぁ……あんっ」
信じられへんくらい甘ったるい声が、止まらへん。
恥ずかしくなって手の甲で口を押さえると、悟がもう片方の手で俺の手を取り、指一本一本にキスをした。
「友希…すごいよ、もうやらかくなってきた」
「やぁんっ、悟っあっっ」
「わかる?指入ってんの、もう二本入ってんやで?」
「やっ…、言わんで」
「んふふ、やってホンマやもん」
言いながらゆっくりと指を抜き差しする。
わかるよ。やって、俺自身が待ち望んでたんやもん。
怖いけど、痛いかもやけど、それでも悟が俺の中に入って来るのを想像したら、喜びの方が勝つんやもん。
ぐちゅぐちゅ、ぐちゅぐちゅ。
悟の指にたっぷり塗られたローションが俺から出入りするたびに陰湿な音が部屋に響く。
耳を塞ぎたいくらい、いやらしい音に首を振ると悟が俺の唇に舌を這わせた。
ぴちゃぴちゃ。
違和感が無いって言ったら嘘になるけど、それよりも男前な悟が、息を荒げながらキスをしてくれて、欲情してくれてるかと思うと、信じられへんくらい興奮した。
「友希…僕の、触って」
「…うん」
さっきからずっと当たってる悟の下半身。
ヌルヌルしてて、おっきくて。
手で覆って上下に扱くともっと先走り液がまとわりついてきた。
「友希、もう、ガマンできひん」
「うん、きて、悟」
お互いの額に薄っすらと汗が。
俺のお尻に悟自身が充てがわれた。
「ああんっ」
「友希、」
「だいじょぶ、ゆっくり」
ゆっくり息して。と言われて深呼吸すると同時に悟が入ってきた。
「あっあっ、いっ」
「ごめ、」
「やだ!…抜かんで…」
「友希…、エロ過ぎ」
「やぁんっああっ」
俺の一言でそのまま悟が身体を進めてきた。
もちろん、ちゃんとゴム付けてくれて。
初めての経験で、気持ちいいだけやなかったけど、ホンマに俺のこと愛してくれてんのやなって感じることができるエッチやった。
俺の、悟とのお花見はこんなとこかな。
また明日から悟とラブラブ出来たらええなぁ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
74 / 98