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《お肉フェスティバル》2
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遡ること、約2時間前。
「終わった!」
「おつかれー、今回長かったなあダイエット期間」
「ほんまに。もう1日撮影長かったら僕、死んでんで」
「んはっ、大袈裟やなぁ」
といいつつ友希に膝枕してもらう。
床に座って足を投げ出したままソファにもたれ掛かる態勢の友希に飛びついて、そのまま頭ぐりぐり。
あははと笑いながら僕の髪を撫でてくれて、途端に疲れが吹っ飛ぶ単純極まりない僕やけど、その単純なとこがいいところやと自負してる。
で、ダイエット期間も終わったことやし…
「友希ー、さっそくなんやけど…」
「うん、わかってるって」
「友希っ!」
さすが!ずっとずっと我慢してきたんやもん。今回の撮影終わるまでおあずけって、言われ続けて、泣く思いでガマンしてきてん。
だからこうやっておねだり(笑)
「ちょお待ってな?」
「うん、待つ待つ!」
僕がイヌやったらメッチャ尻尾振ってるな。
友希にくっついてうだうだしてる僕を起きる様に促して、友希が膝を立てた。
立てた足の間に自然と目がいってしまう変態な僕。
やって、夏やし暑いし、友希ってば薄い短パンとか履いてんのやもん。
ヤバイ、なんか見えそう…。
「よいしょっと」
「あ、友希っ」
「ん?」
動かんで、とか言うたらホンマに変態やな。と思ってその先は口に出すのを留まった。
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