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怖くないよ
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物置小屋に怯えてしまった蛍を見て、どうしたもの
かと考えていたが、ふといいアイデアが浮かんだ
「蛍君、ちょっと向こう向いて待っててくれる?」
蛍を物置小屋と反対の方に向かせて、正也は物置小
屋の扉を開ける
中身は空っぽで薄暗い
その空っぽの物置小屋の中に次々と鉢植えを入れて
いき、物置小屋の扉を外す
すると色とりどりの鉢植えが日の光を浴び、薄暗い
物置小屋が一気に明るくなった
物置小屋を見て満足そうに頷く正也
「蛍君、ちょっとこっち向いて?」
「ん?…わぁ」
物置小屋を見て目を輝かせる蛍
ぽてぽてと小屋に近づいて行く
「じゃあ、そろそろ家の中に入ろうか」
「はい」
「お、じゃまします…」
「これからは蛍君の家にもなるんだからお邪魔しますはないんじゃない?」
ほら、自分の家に帰ったら何て言うの?
「あぅ、ただいま…です」
「おかえり」
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