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Kissing under the mistletoe(期間限定公開)
宿り木の下で2-1※
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「雅紀。おまえを抱いてもいいか?」
ちょっと掠れた自分の声。
キスだけで堪らなくなっているのは、雅紀だけじゃないのだ。
「ん……来て……秋音さん……」
耳まで真っ赤になって、羞じらうように目を逸らす雅紀のおねだりが可愛い。
秋音は逸る気持ちを抑えて、雅紀のうなじに唇を寄せた。
「可愛いな……。おまえ、全身ピンクだぞ」
笑いながら耳元で囁くと、雅紀は擽ったそうにきゅっと首を竦めた。
「や……っ。秋音さ、いじわるだし……」
甘い香りのする綺麗な首筋を、舌でそーっと撫でていく。雅紀はぴくぴくと身体を震わせ、秋音の腕に縋りついた。
「…ぁ……ぁぁ……んっ……」
「どうした……?ぴくぴくしてる。気持ちいいのか?」
わざと熱い息を吹きかけながら、少しずつ下に降りていく。細い身体にくっきりと浮かぶ鎖骨の窪みの辺りは、実は雅紀の弱点のひとつだ。
唇と舌でなぞるようにしてやると、雅紀はぷるぷる震えながら、甘ったるい鳴き声をあげた。
「や……ぁ、ぁ……っ」
「ここ、おまえの弱いところだろ」
雅紀の反応が可愛らしくて、ついついしつこくいじめてしまう。顔をあげて見上げると、恨めしそうに自分を見つめている、潤みきった雅紀の瞳と目が合った。
「そんな顔、するな。余計にいじめてやりたくなる」
「あ……きとさ……の、ばかぁ……」
秋音はふふっと笑うと、今度は胸の小さな尖りに目を向けた。桜色に染まった白い肌の中でも、ひときわ美味しそうに熟れた果実が、ぷっくりとふくれて自分の愛撫を待ちわびている。
舌を出して、その先端をつんつんとつついてみた。
「……っ……っ」
雅紀は声にならない声を漏らし、身を捩った。
焦らせば焦らすほど、雅紀の身体は敏感になって、匂うような色香を増していく。
秋音はふぅ……っと蕾に息を吹きかけ、舌先でちろちろと舐めてみた。
小さく尖った快感の粒は、雅紀の息遣いに合わせて、ふるふると震えている。もっと舐めてと無言で誘いかけてくるようで、愛しくて堪らない。
口を開け、唇でねっとりと包んだ。腕にしがみつく雅紀の手にぎゅっと力がこもる。
唇で挟んだまま、舌でちろちろと舐ると、雅紀は仔猫のような甘えた声をあげた。
雅紀を抱くまで、男の乳首がこんなにも敏感な性感帯だとは知らなかった。
……いや、自分のはいまだに実感したことはないが。
この愛しい仔猫を抱く度に、必ず新しい発見がある。好奇心に抗えず、ついついあれこれ試してみたくなる。
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