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Kissing under the mistletoe(期間限定公開)
宿り木の下で2-2※
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可愛い粒をちゅっと吸い上げてから、口を離してまじまじと見つめてみる。さっきよりぷくんと飛び出した乳首は、唾液でてらてらと濡れて、妖しく艶めいていた。
秋音はごくりと唾を飲み込むと、敏感な粒をわざと避けるようにして、その周辺を舌でさわさわと舐め始めた。
擽ったいのか感じているのか、その微妙な刺激に、雅紀が焦れったそうにむずかるような声を漏らす。
周囲を舌で撫でながら、時折先端をすっと掠めると、雅紀は堪らなくなってきたのか、もっと舐めてと言わんばかりに、胸を突き出してきた。
「どうした? 雅紀。おねだりか?」
いじめているな、という自覚はある。でも自分の愛撫に妖しさを増していく、雅紀の反応が嬉しくて止められない。
「やぁ……っんぅ……あき……とさ」
泣きそうな声すら艶めいて響く。秋音は官能に煌めく雅紀の瞳を見つめて
「言ってごらん。どうして欲しい?」
雅紀は切なげにきゅっと目を細めた。
「……も……っと……」
「もっと、なんだい?」
秋音の意地の悪い問いかけに、雅紀はぷるぷるしながら身を捩り
「……っもっとぉ……な……なめて……?」
途切れ途切れに、消え入りそうな声で囁いた。
(……ふふ。可愛いな……。でも、これ以上焦らしたら泣いてしまいそうだ)
秋音は伸び上がって、雅紀の目尻にちゅっとすると、もう1度胸に顔を埋めた。
感じる的を外されて、焦れた身体がどんどん熱くなっていく。秋音の熱い舌が乳首の先端を掠める度に、きゅんっと甘い痺れが奥に走り抜けて、変な声が抑えられない。
(……あぁ……やっだ……ぁ。そこ。ちゅってして。あ。あ……)
気持ちいいのに、もどかしい。じわじわしてきて、腰の辺りがむずむずする。決定的な刺激を貰えずに、期待ばかりが高まっていく。
(……やだ、もう。むりっ)
もっと強く吸って欲しい。舐めて噛んで、チュウチュウってして欲しい。
雅紀は堪らず、胸をぐっと突き出した。自分から、こんなおねだりをするなんて、恥ずかしい。でもこれ以上焦らされたら、頭がどうにかなりそうだ。
「どうした?雅紀。おねだりか?」
(……秋音さんの、意地悪っ。やだ、もう焦らさないでよっ)
「言ってごらん。どうして欲しい?」
(……乳首……舐めて。じゅっじゅって、して?)
「……っもっとぉ……な……なめて……?」
雅紀は羞じらいに身悶えながら、やっとの思いでおねだりの言葉を口にした。
秋音はふっと笑って伸び上がり、目尻にキスをくれた。そのまま秋音の顔が、胸に近づいていく。
雅紀は高まる期待に、きゅっと目を閉じ身構えた。
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