アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
第九章〈再確認〉
-
「で‥‥お前がしてほしい‥‥うわぁっ」
白が喋り終わる前に、昴は白をおもいっきり押し倒した。
その衝撃で白は頭を打つもの、そんなことはおかまいなしに昴は腕を握る力を強くした。
「何‥‥すんだよ‥‥‥‥‥」
焦る白はこれから起こる事に予想がついた。
そんな白とは反対に昴は顔色一つ変えなかった。
「何でもするんだろ?」
たしかに言った。
ほんの数分前くらいに。
でもその「何でも」には限度がある。
それは出来るか出来ないないかの問題ではない。
自分がそれをやりたくないかだ。
しかし、言ってしまったものは仕方ない。
今更、前言撤回などと言っても昴は止まらないと思うし、格好悪いだけだろう。
そう決心をした白は、この否定できない状況にぐっと息をのみこみ
涙目になりながらもこう答えた。
「‥‥男に二言はない」
滅茶苦茶強がってた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
10 / 33