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初めて…part2
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「最後俺にトスよこせぇ」
「お願いしますっ」
バシッ
鳥の…ようだった
「あかーしナイスト〜ス‼︎」
木兎さんは、まるで鳥のように美しく、自由にコート内を飛び回った。
俺の上げたボールの先には必ず木兎さんがいて、
スパイクが音を奏でて相手コートに落ちる
自由に飛び回る、鳥のようなその先輩に…
胸の高鳴りを
抑えきれなかった…。
「あかーしのトスちょー打ちやすい!」
そう言って無邪気に笑う
「来いよ、バレー部」
さっきと同じような明るい声のトーンである筈なのに、根がしっかりして真のよく通った声…
「考えておきます」
「うん、待ってる」
自分勝手で、わがまま…先輩とは思えないようなこの先輩は、
俺の胸を…
力強く
震わせた
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