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ゼノン~二次創作弱虫ペダル正塔目線
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日本へ行く前の大会に、ゼノン・テンガロンが来ていた。
立目さんが気色ばんだけど、何かされたわけじゃない。
落ち着いてって頼んだ。
トライはおおむね好評価だったけど、小ミスと、演技が小ぶりになったので二位だった。
フィリップ・トゥールが伸びてきてる。
頑張らないと。
今はわかる。
愛音(あると)は俺の外側の目だったんだ。
俺たちは二人で演技してた。
日本に行ったらそう言おう。
と。
ゼノンが来る。
立目さんが俺を庇うように立ったけどすぐ退いた。
殺気がない。
それは僕にもわかった。
対峙した。
残念だったな。
たった2ポイント差だった。
ノン。
明らかな差だった。
フィリップはいいパフォーマーだ。
俺もそう思う。
ゼノンは素直に認めた。
女の子に謝っといてくれ。
大人げなかったと。
!
俺みたいな立場の人間に、正面からものを言う女はいない。
あの女は
貴重だ。
言うだけ言って去ってしまう。
あの女じゃない。
愛音だ。
言ってやりたかったけど、あいつにフルネこっちから伝えんのもしゃくだしな。
ふうっと息をつくと、立目さんが笑った。
乗っていいか?
立目さんが俺の予備車を手に取った。
勢いつけただけでワンハーフターンして見せた。
やるう!
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