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生誕~腐二次創作弱虫ペダル銅泉
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黒田!
黒田いるか!
黒田!
でかい声で連呼すな!
助手たち徹夜続きでやっと寝たんだ。
す、すまん。
ただ、ただ、誕生日が、なんか、思いつかんのだ、スーツもドレスもプレゼントしちまった。
宝石も時計も。
もう何も思いつかんのだあ!
でかい図体が狼狽しまくってる。
本当塔一郎好きなのな。
新開さんを忘れさせるには、このくらい愛さなきゃいけなかったんだな…
何黙って見てやがる!
俺は真剣なんだぞ!
かみついてくるのがかわいくてな。
とりあえずリボン差し出した。
自分に巻け。
えーっ!!
そっそれだけは僭越でできねえっ!
(じゃあ何で相談に来たんだ?)
大男はトボトボと帰っていった。
貰ってしまった。
硬質のリボン。
巻いたらがしゃがしゃ音しそう。
もっとしゅるっとかいいそうな、やわらかいやつならよかった。
ああでも、俺、はずいわやっぱ。
ああああああああああ。
悩み事?
彫刻のようなあの人が来る。
わっ俺っ準備っ!
わあっ!
いきなりかれにリボンをかけた。
十重二十重。
くるくるに。
面食らってる顔に言う。
俺が、愛した、だれにもやらねえ!
なんて不器用な再告白。
正清。
それは翻案すると、
塔一郎誕生日おめでとう
だね?
コクっコクっと不器用な頷き。
僕はキスで応え…
翌朝はすごいクマで迎えた。
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