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飼い猫は飼い主に似る。
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キヨside
熱を出すのなんて何年ぶりだろう。
昨日から熱が出始めた。
最初は熱を理由にフジに看病を頼もうか♪とか
馬鹿な考えしてたのが不味かった。
その日の夜、俺は何故か妙にやる気が出て
深夜遅くまで実況を撮りだめした。
朝起きてみると、身体が以上なほどだるく、
立ち上がることもままならなかった。
キヨ「これはやべぇな・・・とりあえず助け・・・」
助けを求めようと思って真っ先に浮かんだのがフジだった。
あいつは今日は仕事。
来れるはずがないとわかっていながら
電話をかけた。
フジ「今すぐ行くから寝てて!」
思いもしなかった返答に俺は少し戸惑った。
こいつどんだけいい奴なんだよ・・・
安心したのか、俺はその後、気を失った。
・・・。キ・・・ヨ・・・。キヨ!!起きて!!
目を開けるとそこには俺の愛する人。
夢か・・・?起きたら愛する人がいるとか夢でしかねーだろ。
キヨ「フジ・・・?夢・・・?」
フジ「夢じゃないよ!!起きてよ!キヨ!!」
キヨ「ん・・・?」
ゆっくりと身体を起こすと、半泣きのフジがいた。
フジ「大丈夫!?いきなり電話切れたから心配した・・・」
キヨ「ん。あぁ、気失ってたっぽい。」
フジは俺の身体が大丈夫な事を確認した後、
俺に抱きついた。
フジ「よかった・・・なにもなくて・・・。」
あぁ・・・。フジ汗でびっしょりだ。
俺のこと心配で急いで駆けつけてくれたんだな・・・
俺はフジにキスをした。半分意識がないまま。
フジに怒られたら熱のせいにしよう。
フジが来てくれた安心で、また俺は眠った。
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