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飼い猫は飼い主に似る。
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フジside
気がついたら俺はキヨのベットに寝ていた。
そこにはキヨの姿はなく、
傍にあった小さな机には飲み物が置いてあった。
キヨが用意してくれたものだろう。
俺は身体を起こし、リビングに向かった。
するとそこからはいつもの元気な声が聞こえてきた。
キヨ「お!起きたか!フジ〜♪」
フジ「ん。おはよ。」
キヨはなんだかやたら機嫌が良く、風邪も治っているようだった。
フジ「元気そうだね。キヨ。治ってよかった!」
俺はいつもの通りキヨの隣に腰を下ろす。
するとキヨがびっくりしたらしく反射的に離れた。
キヨ「うわっ!?フジ近ぇ・・・!」
フジ「は?いつもこんなんだべや?」
キヨ「あぁ〜そうかぁ〜」
キヨの様子が明らかにおかしい。
昨日なにかあっt・・・
俺はここで考えたのをとても後悔した。
・・・そう。全て思い出してしまったのだ。
昨日の出来事を。
俺はキヨと一緒に・・・
考えていると隣に座った自分が恥ずかしくてならなかった。
多分キヨは俺が昨日のことを覚えていないと思っている。
・・・それに、キヨは熱で頭がぼーっとしてたからあんなことしただけであって、本心では俺となんてしたくなかったんだと思う。
考えただけで涙が出そうだった。
あの時が1番幸せだったと。
俺はキヨとずっとああいうことがしたかった。
キヨは俺だけのものになって欲しかった。
叶わないのにね・・・
フジ「ま、まぁ治ったことだし、一旦家に帰るわ!」
キヨ「おう。気いつけてな!」
フジ「うん!じゃぁまたなんかあったら呼んで。」
そう言って俺は玄関のドアを開けた。
最近ずっとキヨに会っていたからなのか
いつも以上に寂しいと感じた。
キヨ「フジ、待って。」
フジ「ん!?」
俺は腕をぐいっと引っ張られキヨに後ろから抱きつかれる状態になった。
フジ「キ、キヨ!?なに!?」
少し間が空いたあと、
キヨが俺の耳元で囁いた。
キヨ「毎週日曜日、俺基本空いてるから家に来いよ。」
フジ「・・・」
キヨ「フジ??」
フジ「・・・」
キヨ「来れない??」
フジ「そんなのっ行くに決まってるべや!」
キヨ「おう!待ってるわ♪」
毎週日曜日の約束。俺とキヨだけの時間。
次の日曜日が待ち遠しくなった。
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主からです♪
ただいまですーーーーー!
お待たせしてすみませんでした!!
GWゆっくり休ませていただきました♪
今後の予定は、ちょっと短編で違った話を入れていきたいなぁと考えてます!
これからも引き続きよろしくお願いします٩(ˊᗜˋ*)و
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