アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
高校生の僕
-
いつもクラスでは一人だったから、僕は自分の席に座って小説を読んだり、絵を描いたりしていた。
この時僕は、自分に話しかけて来るやつなんていないだろうと油断していたんだ。
放課後、帰りのHRが終わってクラスから皆が出ていく。
それを確認した僕は鞄からノートを取り出した。
実はこの頃から、BL小説の原稿をノートに書きためてはwebサイトに投稿したり、ノートに自己満足のためのBL漫画(っていってもテキトウな落書きみたいなもんだけどな)をかいていた。
やはり現実で上手くいかないぶん、こういうところで発散でもしないとやってけなかった。
ぁーあ。なんでこんなに人生って上手くいかないんだろうな。漫画や小説なんか殆どがハッピーエンドじゃないか。
「大人になったら、僕にも恋人が出来るかなぁ、漫画みたいなカッコイイやつが彼氏になってくれたらいいのに。なんてね…」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
7 / 38