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おはよう、なんでいる!?
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side 水月
嫌な夢をみた、昔の高校の時の夢…。
初春が女の子に告白されて僕の目の前から消えていく…
やめて!行かないで!嫌だ!
だけど初春は振り向かない。女の子と楽しそうに笑って歩いていってしまう。
僕は初春を追いかけるけどまったく追い付かなくて。
泣きそうになって、もう一度初春って叫んだ。
「水月…」
初春がやっと振り向いてくれて…こっちに来てくれて、おでこにキスしてくれた。
「初春…す…」
そこで僕は何か言おうとしたんだけどなんだったかな…
夢は途切れてしまった。
ピピピピピピ
「だぁぁあ!!目覚ましうるさいッ」
僕は飛び起きて目覚ましを物凄い勢いで止めにかかる。
そしてさっき背中に感じた温もりに違和感を感じて振り返った。
「だぁぁぁぁぁあッ!!!」
朝に2回目の僕の悲鳴が響き渡る。
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