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三連休!!!!1日目
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side 海斗
急いでベッドに運び、毛布お何枚もかけてあたたかくした。
なんで!あの時1人にしたんだ!!起きてるのわかってたのに、
俺たちがいると兄さんに甘えないからって、出て行ったのに!
兄さんは気づいてなかった。兄貴が起きてることに!
久しぶりの休みで舞い上がってたし、
俺も空も兄さんも。
「兄貴。ごめんな。」海斗
「………かぃ…と……わる……くない……」咲夜
苦しいのに俺を励まして
「大丈夫だから、眠りな。」海斗
兄貴の頭を撫でながら、空と兄さんがくるのをまった。
「い….かな…いで。」咲夜
手を握って寝言を言う兄貴を見守った。
絶対離さないと言わんばかりに強く強く握ってくる。
あの時俺たちの手を離して、俺たちを守ろうとした。
この俺より少し大きいだけの暖かい手。
「もう離さないから。」海斗
そう呟き。しばらくして空と兄さんが来た。
兄さんはお粥を置いて眠っている兄貴の顔をそっと包み込むように手を添えた。
まるで割れ物にでも触れるように。
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