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外は寒くて
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そうは言ったものの生きていくのは簡単ではなくて。
家を借りようにも僕はお金がなかった。
だからバイトから探そうとおもったけど、中卒の僕を受け入れてくれるところは見つからなかった。
頭が悪いやつを雇うよりも頭がいいやつを雇うのなんか当たり前だ。
もう、うちには新しいバイトが見つかったといって全て断られた。
それに持っている服は1枚しかなかったため、身なりは汚く、髪なんか固まってしまっている。
こんな僕を雇おうなんてとこそうそうないだろう。
でも困った。これでは御飯にもありつけやしない。僕はこのまま餓死してしまうのかな。
そう思っていた時「ねぇ、君。俺の家に来る?」とふいに声をかけられた。
僕はこの寒さから解放されるのならと思わず頷いていた。
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