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ロリコンならぬヒラコン(こーヒラ)
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こ「ヒラー」
ヒ「なぁに?」
ん?とこっちをチラッて見ながらポカンとしている。
可愛くね?
可愛いよね?
しかもこれ無自覚だよ?
最近ロリコンからヒラコンに変わりそう、、、
椅子に座りながら顎に手を当てて考えるポーズをとる。
ヒ「ねーこーすけ?何かあったの?」
すっと下から顔を覗かせながら問いかけてくる。
あ、ヒラコンでいいわ俺。
こ「あ、えーと喉乾いたなぁって」
ヒ「そうだねー喉乾いたね!冷蔵庫にお茶があったはず、、、」
なんとか適当な事を言って誤魔化すのに成功したらしい。
いやぁ、でも歩き方とかちょこちょこ小人みたいで可愛いよなぁ、、
冷蔵庫に向かったヒラを見ながら下心みたく思う。
いやいや下心とか、、そんな、、ねぇ?
ヒ「こーすけ〜、麦茶注ぐからコップ出して〜」
こ「お、う!」
ヒラヒラと考えながらコップを出した。
ヒ「こーすけサンキュ〜」
にこにこと笑いながら麦茶を注ぐ。
麦茶のボトルになりたい(切実)
コップに注がれた麦茶はカーテンの隙間からもれる光に照らされて宝石みたいだなと思う。
とその隣にいる天使は光を帯びて本当に天から舞い降りた天使のようだ。
ヒ「こーすけ?さっきから変だよ、、、」
さすがにじーと見つめすぎたのかヒラが不信に思ったらしい
こ「え、あぁ、、、可愛いなぁって、、」
ヒ「!」
ぁぁぁぁあ!?
つい口から本音がっ!
ヤベェ、ヒラに気づかれたかも、、
ヒ「こーすけ、、」
やばい、やば、、
こ「いや、、あのさっきのは、、えっと、、」
しどろもどろになりながらも必死に説明しようとするも頭と舌が回らない。
ヒ「でしょー!!いやぁこーすけなら分かってくれるって信じてたよ!」
こ「え?」
ぇ?
ヒラはスマホのストラップ(多分うさぎ)をフリフリと振ってみせる。
ヒ「誰も可愛いって言ってくれなくてさぁー、このうさぎめっちゃ可愛いのにぃ〜」
いやそっちじゃ無くて、いや、そっちでもいいんだけど、、
俺は呆然として喋る気力もあいづちを打つ気力もなかった。
ヒ「あ、そうだ!」
ヒ「これ!こーすけにあげる!お揃いだね!」
ごそごそと鞄の中からヒラのうさぎと色違いのうさぎのストラップを取り出し俺に渡してきた。
え?お、お揃い?え?
ヒラとお揃い、、、夢なら覚めるな(マジで)
こ「お、おう、ありがとな!」
ニヤニヤが止まらないぃぃぃぃ!?
ヒ「良かったぁ喜んでくれてっ!あ、もう直ぐキヨとフジが来る時間だね〜」
こ「(可愛い、あ、死んでいいわ)」
そのあとキヨとフジのLINEに「今日、無理だから、また今度四人で撮ろ〜ぜ」
と送り、ヒラと二人で実況撮ったことは俺しか知らない。
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