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あれ?
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すぐに俺の口は離れ
ゾムは俺のことを目をぱちくりとさせ乍
見ている 。
「 オレ 、…… 」
俺の上に 覆いかぶさるように両手で支えて
ゾムは俺を見下すように
慣れていないのだろうか 、
間があき 暫くこのままの状態 。
俺が口を開く前に
ゾムの肩まで伸びきった髪の毛が
俺の肌に触れるくらい 近くなった
「 ゾム …… ? 」
「 す 、すまんなぁ 、… 」
「 口先だけか 」
クス 、と俺はつい笑みをこぼして 。
「 初めて 、なんだな 」
図星 、のようだ 。
俺を押し倒したのはまぁ ノリ 、
というやつだろうか
ゾムらしい 、というか なんというか
微笑ましい 、というか
ゾムはなにも言わず 目線を逸らす
ばっ 、と俺は肘を立て
あぁ 、すぐ届いた
オレはゾムと唇を重ねたんだ。
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