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冷たい夜
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男の気配を背後に感じる。
腕の痛みから縛られていることは分かるが、それを確かめる術はない。
部屋に入ってすぐ、露朱は男の手によって目隠しをされていた。
「っ……」
無理な体勢で戒められて息が詰まる。
痛みに耐えているとどうやら縛り終えたらしく男の手が離れた。
試しに身動ぎしてみるが腕は全く動かない。
「無理に動かさない方がいいよ、肩外れちゃうから」
抑えてはいるようだったが、男の声からは隠しきれない高揚が伝わってくる。
「――っ!」
突然顔を殴られて、露朱は衝撃のまま床に倒れ込んだ。
さらに腹を蹴られて一瞬息が止まる。
倒れたまま咳き込んでいると、髪を掴まれて無理矢理体を起こされた。
「寝て良いなんて言ってないよ。ちゃんと座っててね」
髪を掴まれたまま床に膝立ちをさせられる。
口の中が切れたらしく、血と唾液が混ざって気持ちが悪い。
「ああ、やっぱり露朱はきれいだねえ」
殴られた場所に頬ずりされて痛みが走った。
顔は腫れ上がっており、けしてきれいではないはずだ。
しかし男の声は満足げだった。
露朱の髪を掴んでいた手が今度は口の中を探ってくる。
ぐちゃぐちゃに動かされて息が苦しい。
先程切れた傷を広げるように抉られて思わず呻いた。
ようやく指を引き抜かれ、ほっと息を吐こうとする。
しかし息つく間もなく、乾いた音が部屋に響いた。
先程とは反対の頬がじんと熱を持つ。
倒れ込むほどの衝撃ではなかったが、白かった露朱の頬は真っ赤になってしまっていた。
「露朱、口開けて」
痛みをこらえながら言われた通りにする。
「んっ!う……ぇ……」
いきなり男のものを奥まで突き込まれて、思わずえずいた。
そのまま後頭部を押さえられて、咽奥の痙攣を楽しまれる。
「ん……ぶっ……!」
「はあ……すごい、奥、気持ちい」
ようやく男の手が緩められたかと思うと、今度は口の中を好きなように動かされた。
苦しさに生理的な涙が溢れる。
それは頬に流れることなく、目元を覆う布へと吸いとられた。
「うっ……んっ……んぅ……!」
また奥深くに男のペニスを含まされる。
その状態で目隠しを外された。
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