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冷たい夜2
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「きれいな色……」
涙でにじむ瞳を優しいと言える手付きで拭われる。
だが口の中はペニスに犯されたままで、男は腰の動きを再開した。
「露朱……はあ……出すよ……っ」
「っ!……ん……」
男の動きが止まり、咽奥に精液が注ぎ込まれる。
咄嗟に吐き出そうと体が反応するが、男のペニスに塞がれてそれは叶わなかった。
ずるりとまだ質量を保ったものが口から引き抜かれる。
露朱は男を見上げながら口の中のものを飲み込んだ。
「ちゃんと全部飲めたね。えらいえらい」
男は自分のペニスを舐めて清めている露朱の頭を優しく撫でた。
「はい、もう良いよ。離してね」
露朱の舌を十分味わった後、撫でていた手でそのまま髪を掴まれる。
「あっ……ぐっ!」
そのまま引き上げられて無理矢理立たされたかと思うと腹を殴られた。
胃の中のものが逆流してくるのを感じて咄嗟に飲み込む。
喘ぐように息をしていると、手が離されて床に倒れ込んだ。
先程倒れたときに蹴られた恐怖が蘇り、反射的に体を丸めて腹を庇う。
だが恐れていた痛みに襲われることはなく、そのまま男の手によって俯せにされた。
顔を床に押し付けられて、腰を高く上げさせられる。
露朱の秘部は固く閉ざされていた。
筑紫以外の客を取ったのはもう思い出せないほど昔のことだ。
隠すこともできず晒された尻の穴に、熱い塊が押し当てられるのを感じた。
「あ……ああぁ――!!」
一切慣らすことなく怒張を突き込まれて、露朱は叫んだ。
抵抗する肉穴を男のペニスが容赦なく突き進んでいく。
必死に逃げ打つ体は男の手によって押さえ込まれた。
「ぐっ……うう……ひぃ……!」
体が二つに引き裂かれたかのような痛みに襲われる。
全身から汗が吹き出すのが止まらない。
ブツリと音がしたような衝撃と共に男のペニスは露朱の尻にすべて埋まった。
「い……あ……ぁ……」
「はあ……随分きついな。処女みたいだ」
嬉しそうな男の声がする。気が遠くなってきたところで男が動き出し、襲いくる痛みに声を上げた。
濡れたような音が自分の下半身から聞こえてくる。
そこは自然に濡れることなどあり得ないはずだ。
なんの準備もなく限界以上に開かれた自分の尻は、一体どうなってしまっているのだろうか。
男にはすべて見えているはずだが、手加減してくれるつもりは全くないようだった。
容赦なく腰を打ち付けて、自分の快楽のみを追っている。
許容以上の痛みを体に受けて、露朱の意識は白く霞んでいった。
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