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大人の階段 睦月純也
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「今日。則本さんと飲んだんだ」
「へー。珍しいじゃねーか」
宗介さんヤキモチとか….焼くわけないか。
「則本さん凹んでてさ。コータさんと倦怠期?だって」
「ふーん」
グラスに白ワインを継いでくる。
そんな、宗介さんの余裕な態度に、俺は少し惨めな気分になる。ヤキモチ焼いて欲しくて言ったのか?
そうじゃない。今日の出来事をたわいも無く話してるだけじゃないか……
「睦月、その話題全く興味ねぇ」
え?
冷ややかな言葉とは、裏腹に宗介さんは俺の座るスチール椅子を手繰り寄せ、腰に手を回し、耳にキスをしてきた。
「俺以外のヤツと2人きり……のペナルティは睦月、怖いぞ」
耳元で囁かれて赤面する。思わぬ言葉に、恥ずかしさを紛らわす様、反論した。
「え?でも則本さんだぜ?」
「悪りぃな、俺は割と独占欲がつえーんだ」
どッキーーーーーン!!
何?何?もっと言ってーーーくれーーー!
「あ、ちょっとトイレ」
「お、おう」
なに?なに?
なんか………すごく嬉しいっ!!
《割と独占欲が強いんだ…強いんだ…強いんだ……》
頭の中で宗介さんの声がエコーの様に響き、俺は更に興奮した。
っとと。酔ってスチール椅子から落ちそうになる。
「あぶねっ」
落ちかけた椅子から宗介さんに支えられた。
「そ、そーすけさん」
「お前今日飲みすぎか?」
「そ、そうかも」
この……酔った勢いを借りて……
今日は俺が宗介さんを気持ちよくさせる!!
「ならさ、酔った勢い、借りてみる?」
へ?それはこちら側が……。
ええーーーー!?
宗介さんが手にしていたのは
俺が購入した大人の……○×△◎☆〜〜!!
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