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「じゃ生ジョッキで2つと、あ、あとつまみ適当によろしくー」
あのあと、声がでけーよとかやっぱり天然だとか言われながら
んじゃ一緒に飲んでくれといわれて
会社の最寄りの部長が行きつけだというこじんまりした居酒屋にきた
「えっと、部長」
今日までほとんどしゃべったことのなかった部長と今日1日で随分色々あって、瑠唯の頭がついていかない
「ん、どした神谷」
じーっと部長の顔をみつめて思った
部長ってすごいイケメンだー
「いや、僕、部長とあんまり話したことなかったんで、2人ってなんか不思議で」
「んあー確かにそうだな
ま、俺は知ってたけど
天然オーラ丸出しのワンちゃんが入ってきたなあって」
ふっと目を細めて笑う
(あ、この笑い方さっきもしてた
部長のこの笑顔好きだなあ)
「僕、そんな天然ですかね?」
「あー、天然だ今日確信したよ
黛たちにあんなことされて、ありがとーなんて絶対天然だ」
「でも、僕が悪いところもあったですし…」
ちょっと昼休みのことを思い出して沈み出した僕にすかさず部長は
「あのネクタイ俺はすげーいいと思う」
そう言われたあとに頭に重みを感じる
頭を撫でられたんだと理解するまで数秒かかる
「っ、ぶちょ、恥ずかしいっ」
「えーだって神谷の髪、茶色くてふわふわしてて、ネクタイの猫みたい
あ、さっきワンちゃんっていったけど、あれ訂正
神谷は猫だわ」
そういいながらも、瑠唯の頭をなでつづけれるので、瑠唯の顔は真っ赤だった
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