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「どーしたんだー、こんな朝早くに?」
「え、あのっ、」
キョドる瑠唯を横目に缶コーヒーを買いトスンと部長は瑠唯の横に腰かける
さっきまでの部長を嫌でも思い出してしまい、また体が火照る
「いやっ、そのっ、
早くに目が覚めてしまったので、たまにはと……
ぶ、部長こそ、ま、毎日こんなはやくからっ?」
キョドりまくりである
「どーした、神谷?せっかく昨日あーんな仲良くなれたのに
ま、天然シャイボーイだからなっ!
かっわいー」
ニコニコして瑠唯の頭を撫で回すその手が
くすぐったくて、むず痒くて
(さっきまで、この手は社長を握りしめてたんだ…)
そんなことを思う瑠唯は自分の胸がなんだかギュッとなることに気付かなかった
「もー部長、やめてくださいっていってるじゃないですかぁ」
ニヤニヤしてる部長の顔をちょっと睨んでから、手をどける
「睨んでも可愛い顔」
「可愛いとか言われても嬉しくないですっ
僕部長みたいにかっこよくなりたいです…」
「えっ、俺、神谷のことカッコいいと思うぞー
昨日だってあんなことされて許せる心の広さとか
俺、そんな広さねーし」
また、あの顔をした……
あの、翳りのある笑い方………
(社長のこと、、かなっ?)
また瑠唯の胸がギュッとなった
(ん?僕どうしたんだ、、?)
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